マザーテレサの伝えたかったこと/「皆さんはすぐにお国にお帰りなさい。」

 以前、余所に書き込んだ話なのですが、何となく、ここにも転載しておこうかと。

、というか、私自身は仏教やら神道やらの方の人であり、キリスト教徒ではありませんが、それでもマザーテレサは凄い人だなぁ、と思っております。(無論、マザーテレサについて知っていることは、一通りの話を読んだりした程度なのですが。)


 で、そんなマザー・テレサの言葉で、好きな言葉はやっぱりこれなのですね。

「日本人はインドのことよりも、日本のなかで貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります」

http://nippon-senmon.tripod.com/column/mather.html
http://www.sinbun.co.jp/kenkou/link/mother.html


 この言葉に初めて触れた(初見は2chだった気もします)とき、なんというか、こう、泣きそうになりました。「本物」の発する言葉に感動した、というか。
 しかもこれ、物質的な貧しさだけを指している訳ではないんですよね。そこには、間違いなく、「心の貧しさ」も含まれている。

「大切なことは、遠くにある人や、大きなことではなく、目の前にある人に対して、愛を持って接することです」

 これらの言葉の前では、多くの、焦点を海外に絞った類のパフォーマンス的な「活動」や「運動」が何と空虚に映ることか。(無論、「本物」の活動も、中にはちゃんとあることでしょうが。)


 http://nippon-senmon.tripod.com/column/mather.htmlのリンク先で指摘されているように、世の中の多くの「ボランティア」に対する、痛烈な批判、皮肉ですらある。
 どこぞで何かを為すことだけが愛なのではない、と。
 
 マザーテレサはまさに格が違うのだなぁ、と思ったものでした。ただ耳に心地よいことだけを訴えかけるようなエセ宗教家やらエセ慈善家、運動家とはまったく違う、と。
 
 なかなか言える言葉ではないと思いました。
 
 マザーテレサに興味を持ったのは、この言葉に触れたのがきっかけでしたね。
 
 
 ちなみに、マザーテレサの話がらみでは、この逸話も好きですね。


http://pweb.sophia.ac.jp/~a-mataix/(2)MotherTeresa/Katorcomento.htm

(情報元:http://karanosu.cocolog-wbs.com/karanosu2006/2006/03/post_fc57.html) 

マザー.テレサの生き方は今では世界の多くの人に知られており、彼女の主な奉仕の場であるカルカッタには、世界中からたくさんの見学者、ボランティアが訪れています。その人たちの多くは「マザー、私たちは何をしたらよいでしょうが」と質問するそうです。多少「少し手伝ってください」という答えを期待しての質問かもしれませんが、マザーは決まったように、次のように答えるそうです。「皆さんはすぐにお国にお帰りなさい。そして皆さんの最も近いところから愛の行為、人を大切にすることを始めてください。愛は最も近いところから始まるのです」と。

 そういえば、危険だから入るなと言われているイラクに勝手に「ボランティア」に出かけて、勝手に捕まって国と国民に迷惑をかけたような人々も居ましたね。


 そういった独善に対する、痛烈な皮肉にもなっているかと思います。

 
「皆さんはすぐにお国にお帰りなさい。」

 
 彼女だからこそ、言える言葉なのだなぁ、と。
 
 
 本当に凄い人だと思います。