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イラク統治とラムズフェルド更迭/「テロとゲリラには、"戦力倍増要素"では対抗できない」

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/11/post_84a0.html

 日本のジャーナリズムの多くは、イラク戦争自体が間違っていたからイラクの混乱が今日ありその原因はラムズフェルドという軍事の責任者にあるのだとしているが、米国の世論はむしろイラク統治のまずさを問題にしている。というか、統治における米兵の死を問題としている。そして、なぜイラク統治がまずかったかといえば、ニューヨークタイムズは、地上軍が小規模過ぎたからだというのだ。


 地上軍の頭数の少なさの問題(そして、ラムズフェルドさんとかは情報化等で対応出来る、数は補えると反論していた)は度々言われて来た事ですが、この話を読んで、下の文章を思い出したり。
 

 ウェストレイクは言った。「アイルランドにおける大英帝国の失敗、その理由はかれらが武力の行使を制限しようとした点にある。結果、問題はいたずらに長期化し、損害は拡大し、国民の支持も低下した。マイクル・コリンズはそれを狙って徹底的なテロ活動を推進し、あの大英帝国から譲歩を勝ち取った。かれは、英国軍から名誉ある敵として認められるような戦いを莫迦にしていた。相手のルールにのっている限り、アイルランドに勝ち目がないことを知っていたのだ。そして英国人もアイルランドでの教訓を忘れなかった。マラヤ紛争で毛沢東の支援を受けたゲリラが跳梁跋扈した時、英国人は戦例を調べ上げた末にひとつの決断をくだした。ゲリラの二〇倍にも達する戦力を投入し、それを揉み潰した。ここでいう戦力とは、純粋な戦闘兵員の頭数という意味だよ。テロとゲリラには、"戦力倍増要素"では対抗できない。ボーア戦争ヴェトナム戦争がそれを証明している」

 佐藤大輔著、「地球連邦の興亡」第三巻44ページ(徳間書店)より。(強調は引用者。)

 



※そういや、英国軍ってアメリカ独立戦争でもゲリラ戦を喰らって痛い目を見ていたような。