二人の政治家の象徴的な言葉

 さて、そんなこんなで選挙についてのなんやらかんやらはまた明日に譲るとして、一つだけ。

 TBS。まぁ、ネガディブキャンペーンが酷かった訳です。(というか、今日も現在進行形で酷かった訳ですが)

 そのTBSにも総理や森さんが登場した訳ですが、その中で非常に象徴的な対話がありました。ちなみに相手は筑紫&久米という、いかにも、なコンビ。

 始めにTBSに登場したのは小泉総理でした。まぁ、色々なやりとりがあった訳です。
 その中で、筑紫だか、女子アナだかが総理にコメントを投げかけました。
 曰く、この4年間、何もやっていないように見える、と。
 そんな感じのことを言った訳です。
 それに対して、総理はこう答えました。


「それは、あなた方がそういう色眼鏡で見ているからです」


 と。

 また、その後、森さんが登場しました。
 その中で、久米宏がこう言いました。
 曰く、森さんはつかみどころがない、と。(相手を前にしてえらく失礼な物言いですが)
 それに対して、森さんはこう答えたのです。


「それは、私が貴方の望むような答えを言っていないからでしょう」


 と。

 正確なコメントは忘れましたが、要は、現総理と元総理、改革の実行者とバックアッパーという形で組んでずっとやってきた二人が、それぞれ、マスコミに対して痛烈な一言を浴びせた訳です。

 初めから先入観てんこ盛りの色眼鏡で物事を見て、さらに自らの望む答えが返って来ない場合は「疑問に答えていない」「説明責任を果たしていない」という。そこには、結局相手にネガディブなイメージを与えてそれを視聴者に見せつけようとする、底意地の悪い意図が見え隠れする。

 言ってみれば、この二人は、共にそういったマスコミと戦ってきた訳です。
 そして、マスコミのイメージ操作も撥ね退けて自民が大勝したこの日に、それぞれがそういうコメントで、相手を切り捨てる。

 選挙をもって「国民の審判」と言いますが、この二人のコメントもまた、ある意味ネガディブキャンペーンにいそしんできた一部マスコミへの「審判」、「断罪」とも言えるのではないか、そう思わさせられた一コマ、もとい二コマでした。