さらにどうでもいいことだが

 この瞬間も大量に本が出版されている。
 毎日、というか毎時間出版されている。
 以前何かの本でそういう話を読んだことがある。
 日本では平均二時間に一冊、だったか。それとも何十分に一冊、だったか、何分、だったか。
 
 そして、世界で統計をとるときっとぶっ飛んだことに。
 
 ともかく、そんなタイミングで本が出版されまくっている。

 そして、当然のことながら、その全てを「読む」のは難しい。っていうか速読法とか駆使しても難しい。言うまでも無く難しい。

 無論、人類の寿命が延びるとかすれば(多分伸びると思っているけど)、当然個々人が読む本の量も増えるだろう。
 でも、読みきれない。というよりも、追っかけきれない。

 世の中にはいい本が一杯ある。そして今も再生産されている。追っかけたい。でも、追っかけきれない。このままでは。今の人類の「読む」方法では。

 SFの世界、というか自分は佐藤大輔の「地球連邦の興亡」がまず浮かんでくるけど、ともかくそういうSFではよく高速学習、みたいなネタが出てくる。今ある学習法の高速学習とかそういう話ではなくて、まんまSFの高速学習。電子化した本の情報をそのまま極めて短時間で直接脳でデータとして受け取り、学習を果す、と。

 空恐ろしく、かつ、空想的に過ぎる話かも知れないけれど、そんなのもちょっといいかも、と思ってしまったりもする。「学ぶ」ということの意味の本質的な変質とか、それに伴う各種社会的文化的経済的思想的影響その他を考えること自体がもうSFですがとにかくそういう話を抜きにしても。ついでに言えば、「本を読むこと自体の味わいの時間」が大切というのは事実であり、全面的に同意なんですが、その話もやっぱしとりあえず置いておいて。

 やっぱり良き本、善き本、佳き本ってのは人類の財産な訳で。
 それを沢山学べるのは素晴らしいことだ。

 いや、本当に。



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