NHKと朝日捏造

 それはともかく、最近のNHK朝日新聞捏造問題がとても面白く、というか凄まじい事態になってますね。

 とりあえず今のところの状況としては、
gori氏のhttp://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/000438.htmlあたりをご覧になっていただくとして、兎に角、NHKが本気モードで反撃を始めてしまった、というのがなんとも。昨日や今日のニュースはあまりチェック出来なかったのですが、2ch等を眺めるかぎりはなかなかのオーヴァーキルっぷりだったようで。



 というか、ここ最近NHKは組織として色々と叩かれまくってピンチだった訳です。そして、ピンチな組織が組織引き締めのためにやるもっとも手っ取り早い手段は「外敵」を求めることでもある訳ですね。そんな状態のNHKに朝日はちょっかいを出してしまった、と。しかも、同じ報道機関としての面子を潰すという致命的なちょっかいを。



 朝日新聞の「捏造」については以前から色々と言われていますが、そういう場合、大体、相手は個人や政治家など、報道面においての「弱者」(政治家、特に与党政治家は、対マスコミに於いては明らかな『弱者』です)が相手だった訳です。(捏造の話については、例えば、

金美齢氏の

http://www.kin-birei.jp/suggest/rondan/200304.htmlや、

小説家高千穂遥氏(クラッシャージョウダーティペアの作者)の

http://www.takachiho-haruka.com/index.htmの2005/01/19等を参照。)朝日の攻撃対象は、明らかに朝日よりも「報道」の面での反撃能力は微小なものですから、多少のドジを踏んだところで、朝日がダメージを受けることはありません。即ち、朝日は自らは絶対安全な場所から、任意の(捏造を取り混ぜた)批判的報道という、効果的な攻撃手段を実行してきた訳です。そして、その戦略は珊瑚事件のような幾つかの例外を除いて、基本的には成功していた。第四権力と揶揄される一左傾マスコミとしてのパワーを存分に振るって来た、と。自分より弱いものを叩く、叩き切るというのは、まぁ、戦術としては正しいものですから。



 そして、今回も同様の戦術を行おうとした。その作戦は、基本的には間違っていなかったのかもしれません。安倍・中川両政治家を貶める、という部分に於いては。

 ところが、その過程において、朝日は(意図してはいなかったかも知れないとはいえ)よりによってNHKに手を出してしまった。そして、引っ込みがつかなくなってしまった。

 NHKは『報道弱者』ではありません。当たり前のことですが、自らもまたしばしば批判される第四権力の一角です。しかも、CM収入に頼らない独自財源を持ち、なかば公的報道機関としての認知を国民から得ている日ノ本最強の第四権力です。

 その面子を、朝日は潰してしまった。朝日はNHKの虎の尾を踏んでしまった訳です。そして今、NHKは本気で反撃に打って出ています。何しろ今回の事例に於いては自分は一方的な捏造被害者なのですから、まったく遠慮する必要はありません。さらに、上記に述べたように、ある種の「好機」でもあります。その結果、その報道能力・情報収集能力の全てをもって、反撃を始めています。両者の言い分を比較すれば、どちらが分が悪いか、というのはもはや言うまでもありません。



 そういえば、どこかのスレで指摘されていたことですが。

 今回の一連の事態の中で、朝日は週刊新潮の広告に対して掲載拒否という『検閲』を行った訳ですが、仮にNHKや他の局が「朝日捏造……」とか書き始めたらどうするつもりなのでしょうか。TV欄に空欄が出現するのでしょうか? それがどうなるかは、とても見てみたかったり。



 とりあえず、今後がとても楽しみになって来たこの頃です。