指名問題

 そういえば、中曽根元首相は結局無理矢理引退させられるような雰囲気ですが、正直今回のこれはひどいな、と思っています。アンフェアが過ぎる。そもそも橋本首相当時に、小選挙区出馬辞退との交換条件として比例一位になっていた。「一番悪いのは橋本龍太郎元首相」な訳です。(そういえば、橋本元首相のコメントが一切聞こえてきませんね。)



 ちなみに、2chに掲載されていた石原都知事の記者会見の抜粋。



(Q:政治家の引退について、同じ政治家として、定年制をどう思うか?)

「世間が誤解しているが、自分が立候補する限りはない、ただ、比例代表はある。誰が一番いけないって橋本龍太郎君だとおもう。

 福田君、オブチクン、中曽根さんと一騎打ちだと混戦するから、アナタを終身一位に、として、中曽根さんは身を引いた。代が変わった

 からというのはだめ。中曽根さんほど使命感見識をもった政治家はいない。年寄りがダメで若いのがいいということはない。中曽根

 さんは余人に替えられない。」





 とかく、そんな状態だから、選挙事務所の準備もしていない。もう選挙まで時間は無い。今更小選挙区への変更は難しい。

 上の会見にあるように、比例区定年制自体は、悪いことではない。むしろ、それは必然であるべきなのでしょう。だが、とかく今回はやり方が無茶苦茶です。



 大体、国家や党への功労者への扱いとしても酷すぎる(無論、それが本当に国益の為であるなら即刻実行すべきことですが。だが、正直今回の決定は選挙対策という面が強いと思われます)。もしも、政策としてどうしても指名を取り消したい、というのなら、それこそ選挙への十二分な準備期間があるうちに、頭を深く下げてお願いすべきことでしょう。(そもそも、中曽根元首相の方でも、いずれ身を引く、みたいなことを言っていた、とか。ソース元を失念したので、ちょっと定かではありませんが。)



 そもそも、政治家を年齢で区切ろうという考え方こそ間違っていると思います。高齢であろうと無かろうと、国家にとって有益な人物であれば、国に貢献してもらうべきなのです。私も、中曽根さんについては石原都知事「余人をもって代え難い」という考えとまったくもって同意見です。



 確か、数日前の読売の「編集手帳」にて、小泉首相の定年強行政策について誰だかの「拍手は人を愚かにする」という言葉を引用して、小泉首相が道を誤ることの無いことを期待するようなコラムが書かれていましたが、結局小泉首相は「拍手」を期待して、無理を通してしまったように思います。